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かわいい形いろいろ!九谷焼窯元で聞いたマグカップの選びかた

お気に入りの焼き物として最初に手にするかたも多いマグカップ。でも、実際に買うときは、あまり考えずに選んでしまったがために、いつまでも食器棚で違和感を抱えつつも手放せずに置いてある…ということも少なくないと思います。

今回は、リモートワークなど、ニューノーマルな暮らしのなかで日常的にもさらに登場シーンが多くなったマグカップ選びのポイントを、九谷焼の窯元でたくさんの種類のマグカップをつくられているアズマ製陶所さんにお伺いして聞いてきたのでまとめてみます。

■どうやって選ぶ?マグカップ選びのポイント

今回お伺いしたのはわたしたちセラボクタニが拠点をおく石川県小松市内でさまざまな形のマグカップの素地をつくられているアズマ製陶所さん。目移りしてしまうほどたくさんの種類のマグカップが並んでいます。

マグカップ選びにおいて大切になるのは「かたち」「内容量」「持ち手」「色・柄」。旅行に行ったりすると「思い出として…」なんて、ついついその場の雰囲気で選んでしまいがちですが、何気なく選んでいても、実際に使いはじめると案外マグカップのかたちは気になるもの。色や柄も大切ですが、かたちや持ち手にも注目して選ぶと長く使えるものと出会えるかもしれません。

■シーンで選ぶ、マグカップのかたち

かたちではとくに口元のかたちが飲みやすさに大きく影響します。口元から底までが円柱型の真っ直ぐ寸胴な安定型や、口元が反っていてシャープな口あたりになるかたち、逆に口元が分厚くぽてっとしたフォルムのものも口当たりが良く人気があるのだとか。

どれもそれぞれに良さがありますが、たとえばPCのそばにマグカップを置いて作業をしながら飲みたい場合は、こぼしたりしないように安定感のあるタイプを、口あたりにこだわりのある方は入り口付近が反っていてぷっくりとしたタイプ…など、飲むシーンと用途を考えて選ぶのがおすすめです。

■毎日どのくらい飲む?自分にあうマグカップのサイズ

日常的に登場シーンの多いマグカップはサイズも重要。ひとの感覚は思いのほか敏感で、実は入る量が50cc少ないだけでもう少し大きいといいんだけどな…と思うことも少なくありません。アズマ製陶所さんによれば、マグカップはやはり200ml以上しっかりと入る容量の大きいものの需要が高いともおっしゃっていましたが、ぜひ購入の際もご自身が普段お茶やコーヒーを入れて飲むときに、どれくらい入ると便利かよく考えてみることをおすすめします。

実はセラボクタニのオンラインショップ上のマグカップは全て満タンで何ml入るか商品ページに記載をしているのですが、お店などで書いてなくても店員さんに聞いてみると良いかもしれません。

■指の太さと入れたい本数で選ぶ!持ち手のかたち

マグカップに限らずコーヒーカップやティーカップでもそうですが、カップもので案外盲点なのが持ち手。自分用なら持ってみることもできますがプレゼント用なら贈る相手の指の太さなどを考えつつ選ぶのがおすすめ。女性か男性かでざっくり指の太さも異なりますし、持ち手の太さや形状も持ちやすさ、安定感に影響するので注意して選ぶと良いでしょう。

持ち手の中に入れる指の本数も好みがわかれるところ。
贈り物だと聞いてみるというのもちょっと野暮かもしれませんが、少なくとも自分用を選ぶときは2本入れて持つのか、3本入れて持つのかなど、握ってみるのも良いと思います。

いかがでしたか?
つい何気なくその場の雰囲気で選んでしまいがちですが、わたしたちのおうち時間を豊かなものにしてくれる可能性を秘めたマグカップ選び。
日常的に使うものだからこそ、使うシーンをイメージして長く使えるもの選びをしたいものですね。

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